『SREの知識地図』の著者を招いてお送りするSREの旅 Road1を開催しました

『SREの知識地図』の著者を招いてお送りするSREの旅
『SREの知識地図』の著者を招いてお送りするSREの旅

こんにちは、@kenta_hiです。2025年10月23日(木)に『SREの知識地図』の著者を招いてお送りするSREの旅 Road1を開催しました。著者の方がどのような思いを持っていたのかなどの背景を聞くのはとても興味深く面白いイベントになりました。Youtubeにアーカイブを公開していますが、ぜひブログでもお伝えしたいと思い記事にしました。

2021年に事業を始めた頃よりも、Site Reliability Engineering(以下、SRE)は確実に広がったと感じています。Topotalは、SRE支援やインシデント対応のSaaSを提供する会社として、コミュニティへの貢献も重要なものとして位置づけ、定期的にオンラインの勉強会を開催しています。その1つとして、技術評論社から出版された『SREの知識地図』の著者を迎えてお話を聞きたいと思い、この企画を始めました。今回は、第1章「SREとは」を担当された株式会社スタディスト CTO 北野さんをゲストにお招きしました。

北野さんが語る『SREの知識地図』の推しポイント

北野さんのショートトークでは、『SREの知識地図』についてご紹介いただきました。SRE NEXTを一緒に運営してきた仲間と執筆し、SREブックのように「どこからでも読める」構成を意識して作り上げていったそうです。

また、著者自身が語る推しポイントはとても興味深い内容でした。

1. 著者の実践経験が反映されている

オンコール手当の考え方など、他の書籍ではあまり見られない珍しい内容が含まれています。また、組織としての実践パターンを実際の組織図と対応させながら解説している点も特徴的です。ただし、これらはすべての組織が完全に真似するための正解パターンではなく、参考として読んでいただきたいとのことでした。

2. 用語解説が充実している

SLO、エラーバジェット、CUJ、USE Redなど、コミュニティでよく聞く言葉の解説がしっかり入っています。この本を読むことで、コミュニティのスライドを見たときに「ああ、あの概念か」とマッピングしやすくなるそうです。

3. 後続学習との接続を意識

SRE NEXTなど過去のコミュニティ発信を多数引用し、SREブックの一部も引用することで、学習の道筋を提示しています。深掘りのための後続学習との接続を意識的に多く入れているため、この本をきっかけに更に学びを深めることができます。

本を読むだけでは見えない背景や熱量が伝わってくる時間でした。

パネルトークでは、本を書くことになったきっかけやモチベーション、SREブックの初版から10年経ってのSREの変遷、AI時代のSREなどについてお話しいただきました。 今回のブログでは、イベントの一部しか紹介できていません。

もし続きを見たい、参加してみたいと思っていただけたら、こちらからどうぞ:

終わりに

SREの旅はまだ始まったばかりです。本を読むだけでは伝わらない各章の著者の思いを伝えていきたいと思います。

次回のRoad 2は2025年11月27日(木)19:30〜に開催します。 第2章「信頼性を定義して組織で運用する」を執筆された@chaspy_さんをゲストにお招きします。@chaspy_さんは教育系ITサービス開発組織の部長として、SLOの組織への導入をリードされてきた方です。 信頼性をどう定義し、組織でどう運用していくのか。実践者ならではの視点からお話を伺います。ぜひご参加ください!

📅 イベント詳細・参加申し込みはこちら